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はてなブックマーク - DVDレコーダーと談志
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実は落語が好きだ。
HDD+DVDレコーダーとしてDMR-HS2を持っているが、欲しかった理由のかなりの部分が昔撮った落語のビデオをDVDにコンバートしたいという理由だった。しかし1本も作成しないまま1年近くが過ぎた。理由としては、ずぼらな性格なため取り溜めたVHSテープに何のインデックスもつけておらず、どこに何が入っているかわからないため、まずはVHSテープ自体の整理をしなければならなかったこと。妻と2人で週間予約しているため、現行番組のストックがHDDを圧迫して作業が行えなかったこと。等々があるが、まあ、理由を並べてはみたが多分にめんどくさがり屋の性格のせいだと。あぁ、DMR-E200Hを買い足したい。DMR-HS2はダビング時に再エンコードが必ずかかるので、ダビングする番組の時間だけ録画に時間がかかる。なのでビデオをダビングするにはオリジナルのビデオの時間の2倍以上の時間が必要なのだ。こいつならHDD→DVD-Rへは、再エンコードしないように録画すれば1枚15分で終了する。まあ、ぼやいてもしょうがないか。東芝のマシンいやだったし。
で、最近はDVD化作業もスムーズになってきてHDDも一定量空いているので、集に一本ぐらいは作業しようかと思い立つ。栄えある1本目は何にしようか?そういえばあのころは学生で貧乏でビデオテープもろくに買えなかったため、ほとんどが3倍モードで録画していた。そんな頃に、贅沢にもHGテープに標準で撮った番組「年の瀬落語会」1993年の12月29日にやった番組だと思う。ちょうどの落語のピンがやってた頃のはず。ちょうど談志にはまってるときで、落語のピンの公開録画も半分ぐらいは深川まで見に行った。で、演目は「粗忽の釘」志らく、「文違い」小朝、「富久」談志。ダビング中に片手間で見ていたが、順に感想をば。まずは志らく。まだ2つ目だった。この頃の志らくはガンガン持ちネタを増やそうとしていた時期らしく、食費を削ってよく落語会に行っていた身としては噺が練りあがっていく課程が見れておもしろかった記憶がある。(挑戦的なので当然練りさがっていく姿もあったわけだが)粗忽の釘も放映以前に見たあやふやな記憶があり、確か収録版よりも生で見た時の方が出来が良かったと記憶している。あがっちゃったのか、客に呑まれちゃったのかは知らないが。でもまあ、今見るとそれほど出来は悪くないのかもとも思う。ちょっとつっぱしちゃってるだけで(笑)お次は小朝、小朝のマクラが好きだった。って今でも好きだが。今と比べると若いなぁ。最近めっきり落語見に行ってないのでわからないが、この頃既に十分うまい。女役が入った噺は当代最強の部類に入るのではないかと思った次第。トリは談志。この頃ちょうど落語のピンも開始してのっている時期か?初回の収録時にはTVで如何に落語を魅せるかを追求したいと言っていた気がする。(落語のピンの最後の方はまた冷め気味になってた気もするが)今思えば業の肯定からイリュージョンへと移り変わっていった時期か?これは収録見に行けなかったのでTV越しにしか見ていないが、恒例の噺終了後の能書きでもイレ込み過ぎたと自身でも言っている通り、熱演だった。が、考えると会場とTVとでのギャップ。目の前の客をいくら満足させるデキでもTV越しには伝わらない。どうしたらTV向けに演れるのか?この辺を追求し、後にあきらめていったのか…?また、いくら凄くても古典が通用しない、社会常識が生活様式が変革し、客が古典をそのままでは理解できなくなった。テーマは普遍でも描写が伝わらないことを感じてイリュージョンへと宗旨替えしていったのか?(個人的な解釈だが、イリュージョンとはどうせそのまま通用しない古典に能書き増やしてやっていくぐらいだったら、いっそのこと江戸自体を架空のモノとして描写してしまえ。江戸なんてSFの架空の都市と一緒だ。みたいなかんじかなぁ?うまく言語化できないけど。)ま、ひとり会落語ライブ ’92〜’93の収録物は、TVで見る限りあんまり良くなかったので、研究の結果TVで案だけ伝えられるようになったという可能性もあるが。(余談だが談志CD、DVD、ビデオのコンプリートも我が夢と無謀の一つであったりする)
落語のピンの収録でも鼠穴で腰抜かした。マジで終わってからしばらく立てなかった。が、TVで放映されたモノを見ると当然落ちる。いや、デキはいい。いいのだが、生で見せつけられたモノと比べちゃあ…ねぇ。まあしかし、この「富久」はいいデキです。TVなので生より落ちているかもしれないけど、談志見に行ってこのデキ以上にはなかなか巡り会えないと思う。(当たりはずれが激しいからね)DVDに焼いちゃったけど、VHS捨てるのもったいないなぁ。これだけ取っとこうかなぁ?いかんいかん、それじゃあ片づけにならん。もったいないからこれだけは誰かにあげよう。そうしよう。と心に決めた夜だった。
※すべて敬称略

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