404 Blog Not Found:ブックオフが著作者に支払うべき金額より
一億円っていくら何でも安くね、というお話。
「セグメント別売上 | 財務データ | 本を売るならBOOKOFF(ブックオフ)」によると、「ブックオフ事業」による2007年度の売上高は、375.53億円。消費税の分を引くと、357.65億円。
新刊書と同じ印税率10%を適用すると、著作者が受け取るべきなのは36億円弱、ということになる。実際のところ、古書の利益率は新刊書より高いので、個人的にはもっととってもいい。いっそのこと新刊書と同額をとってもいいとすら思う。そうすれば著作者は文句のつけようがないだろう。
一億円は安いと言うのは同意、かと言って印税率10%以上というのもどうかと。
新刊書店では印税は書店の売り上げから著者に戻すわけではなく、それは原価に含まれているはず。ということはブックオフの売り上げ高の10%をブックオフだけが払うべきというのはちょっと乱暴でしょう。
出版社が余剰在庫を新古書としてブックオフに流す時点で廃棄処理と同等として印税を無視しているのが元凶ではないんですかねぇ?
よく知られているとおり、レンタルCDなどに関しては、すでにJASRACが同様のことをやっている。その両立や再配分率などは議論の余地があるところもあるのだろうけど、少なくとも仕組みはすでにある。
なぜ同様のことを書籍でやってこなかったかが私にはむしろ不思議に思えるのだけど。
出版業界の怠惰でしょう。
全ての会社がそうではないにせよ、著者に対しては原稿料、印税の支払い条件等の不平等条約を結び、一方、印税無視して余剰在庫をブックオフに流したりしている。
それはそれとして、例に挙げられたレンタルと中古市場では違うわけで、権利にうるさいハリウッドでも中古DVD販売に表だって文句を言っているという話は聞かないし、日本の中古CDに関しても聞いたことがない。(俺の不勉強かもしれないが)
というわけで古書(中古書)は問題ではなく、この場合は新古書だけが問題になるのだと思う。ブックオフの新古書取扱量はわからないので一億円の妥当性もわからない。
しかしブックオフにしてみれば一億円で訴訟リスクが下げられれば御の字、著者にしてみれば余録が入るなら嬉しいというだけで解決しちゃうならそれはそれでいいわけで。
そんなんでいいんですかねぇとは思うけど。
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