Pizz'a Chicago
アメリカ食い物屋関係のエントリーは妻のBlogにまかせていたつもりだったのだが、2006年4月9日現在で2005年7月が最終更新日というていたらく。
というわけで、アメリカにおける食い物屋エントリーを解禁することにした。
最初に断っておくが、俺の食い物に対する基準は味、価格、量の3つのパラメーターの総合だ。
旨くて高いのは当たり前、安くて旨くても量が少ないのは評加減。最高評価を得られるものは、旨くて安くて量が多いものだ。
※まあアメリカでは一部の高級店を除いて食い物の値段は同じジャンルならほぼ同じ。量は基本的に多いので結局は味の優劣になっちゃうんだけどね。
第一弾はアメリカらしくピザ。
普段行くピザ屋としてまずはNorth Beach Pizza。普通のカリフォルニア風のウマいピザ屋。俺はここのBBQソースのピザが好き。
次にシカゴスタイルピザだというZachary's Pizzaを贔屓にしている。(この店は別途エントリーをでっち上げようと思う)
ほかには意外とCOSTCOのフードコートで売っている激安ピザも意外とウマい。値段を考えれば相当に良い。(日本のCOSTCOで売っているものも味は一緒。よく幕張のCOSTCOで食べたもんだ)
中でもZachary's Pizzaに行くことが多いのだが、食っていてふふと気になった。ここのピザはシカゴスタイルピザとは言えどうやらシカゴで食えるシカゴスタイルピザとはなにかが違うらしいという噂を耳にした。ならばそのシカゴのシカゴスタイルピザとどう違うのか?と疑問を妻にぶつけてみると「さあ?」との回答。そらそうだ。妻はシカゴスタイルのピザはZachary's Pizzaのピザしか食ったことがない。当然の回答である。
家に帰ってからテレビを見ていると妻がGoogle様からご神託を得たようで「Giordanosと言う店のイタリア出身の店主が、母親が作っていた家庭のピザをベースに編み出されたのが元祖のようだと。店はシカゴとフロリダにしかない。」と言うことを教えてくれた。
じゃあまたいつかフロリダに行くことがあったら寄ってみよう。ということで話は終わったかに見えた。
しかし、俺の中のシカゴスタイルピザ熱は冷めなかった。こういうときには英語のサイトでも気せず調べられる。そしてたどり着いたのが近所にもあるというPizz'a Chicago。
Webページには”Santa Clara郡でNo.1”と、微妙な宣伝文句。しかし下のほうを見ると様々な新聞雑誌で高評価を受けている。実際ここなんかの新聞雑誌の評価を集計したサイト経由でたどり着いた。
mmt家のルールとして「新しい食い物屋を試すのは出来る限り昼食とする」というルールがある。というか俺が作った。
晩飯に不味いものを食ったら挽回できずに眠りにつかなければならないし、しかもディナー料金は高いので、失敗時の精神的ダメージは甚大である。
昼食であればランチ料金だったりすることもあるし、もし不味くても途中で食うのをやめてほかの店に行くなり、晩飯に旨いものを食うなりで挽回できるので精神的ダメージが少ない。(まあ残す場合は”出された食い物は残さない”というポリシーに反することになるので多少の精神的ダメージを受けるが…)
というわけで日曜日の昼食で挑戦することにした。
というわけでPizz'a ChicagoのSan Mateo店へ行ってきた。ここはMarinaという中華系スーパーが中心となった小さなモールで、敷地内にはデニーズや化学調味料たっぷりっぽい味のPho屋(ベトナム料理屋)、マレーシア料理屋(ここはそれなりにうまい)等が立ち並ぶ。正直言って旨い食い物屋がありそうな外観ではないモールなのだ。その真ん中へんにあるPizz'a Chicago。以前、夜、マレーシア料理屋の帰りにのそいてみたときには7割ぐらいの客の入りだったが、日曜日の1時ぐらいで客は2テーブルのみ。若干ビビってたじろいだが入ってみる。
メニューを見て注文したのは
妻が食ったことないとのたまうのでBuffalo Wings。そしてHouse Salad、Great Chicago Fire(ピザ)の3つを注文。
飲み物の後でBuffalo Wings、House Saladが登場。
諸君には解説せねばなるまい。バッファローウイングとは?まずはこのページを読むがいい。そして日本人にして全米バッファローウィング選手権のMost Creative Wings(創作ウィング)コンテストで優勝したUSWING氏のバッファロー ウィング記を読んで氏のバッファローウイングに対する愛と情熱を感じて涙するがよい。(高田総統談)
※まんま高田総統の口調で書く勇気がないので中途半端になってしまった…ちゃんとやるなら「愚かでかわいそうな諸君にこの私が解説してやろう…」とかだよなぁ…
要するに手羽先のタバスコ&トマトソース和え、とでも言おうか、アメリカ版名古屋手羽先とでも言おうか、アメリカの定番”ビールのつまみ”である。
味はしょっぱくてすっぱくて辛い。
たまにしょっぱすぎる店、すっぱすぎる店、辛すぎる店があるが、ここのはまあまあ。
うちの6歳児は辛さもものともせず「まあまあだね」とクソガキコメントを発しつつ食っていた。
サラダは自家製ブルーチーズドレッシングを含めてごく普通。
この時点では「たいしたことのない店かも」と思っていた。なぜならZachary's Pizzaのシーザーサラダは絶品なのだ。俺の頭にはZachary's Pizzaによる”ウマいピザ屋はサイドオーダーも旨いはずだ”という刷り込みがなされていたようだ。
そしてピザ登場!30分かかるといっていたわりには早かった。客いないからか(笑)
そして食す。
「サクッ」なんだこれ?軽い生地を油で揚げてサクサクにしてあるらしい。上質のかき揚げのような食感といおうか。なんとも言えずウマい。
6歳児も酢漬け唐辛子をものともせず両手の親指を溶鉱炉に沈み行くターミネーターのように突き出しながら食い続ける。しまいには食いすぎて横隔膜が圧迫されたのか呼吸困難になる始末…
これは穴場だった。そして俺の目は節穴であった。
なぜか妻の頼んだホットコーヒーもウマかった。アメリカ食の食い物屋でこんなコーヒーが出てくるものなのか…
経験上アメリカ人の舌はあまりアテにならないので、アメリカ人のレストラン評は話半分に聞いていたのだが、その考えを改めなければならないようだ、ピザ、ハンバーガー、ホットドッグに限りアメリカ人の批評をもうちょっと受け入れるようにしよう。
※まあ日本人の舌もアテにならないのであるが…
すばらしい。K点越えだ。常用外食屋リストに加える価値ありだ。
想像以上にウマかったので満足して店を出た。その後IKEAで買い物をして帰宅。
ふと本来の目的を忘れていることに気がついた。あれは本場のシカゴスタイルピザだったのであろうか?
”そんなこたあらへんやろ〜”と大木こだまの声が頭に響く。
調べてみる。
ユキノヒノシマウマ: シカゴへ来たら食べなきゃの巻によると、どうやらPizz'a ChicagoのピザはGino's East of Chicagoに近いような気がする。あくまで写真の上だけの判断であるが。
そしてZachary's PizzaのピザはGiordanosのピザに似ているように見える。
やはりGiordanos、UNOS、Gino's East of Chicagoを試してみないとわからないか…
UNOSだけは比較的近くにもあるみたいだが、最寄のUNOSまで65マイル、1時間半ほど…
このためだけに片道100kmは…
微妙にNAPA、SONOMAともずれてるのでついでと言うわけにもいかんなぁ…
閑話休題。Pizz'a ChicagoはPalo Alto、San Jose、Santa Clara、San Mateoの4店舗。いづれ発祥の店であるSanta Clara店を訪れねばなるまい。
Pizz'a Chicago San Mateo
2968 S. Norfolk
San Mateo, CA
(650) 345-9400
2007.07追記:
この記事を書いてから程なくしてSan Mateo店は営業終了し、残念ながら今では韓国料理店になってしまった。
Palo Alto店に行ってみたが、味はかなり下。(もしくは味にばらつきがあってたまたまハズレだったのかも知れず。)
創業店Santa Claraは今のところハズレなし。往年のSan Mateo店のよりもクサク感は少ないが、これはこれで美味い。
1576 Halford Ave, Santa Clara, CA 95051
(408) 244-2246
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