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友近

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ギター侍ギター侍2以来の芸人ネタ。
ギター侍のときに不思議な人達が沢山集まってきちゃったのでしばらく自粛していたが、そろそろ再開しようかと。

というわけで今回は友近について。

個人的な趣味趣向からすれば嫌いでは無い。
しかし面白いとは思うのだがいまいち手放しでは褒められない微妙な線。
#俺は現在日本に住んでいないためTVでしか見たことは無いので生で見ると違う印象を持つかもしれない。

何でだろうと考えてみた。
まずぱっと見で客の笑いを待てていない。せっかく笑ってくれてるのに台詞をかぶせて潰しちゃってる感じ。
また一人芝居風ではあるが、演じている人物以外の人物描写がない。会話が会話として成立していない。演じている役が一人で一方的にしゃべっているだけで、周りに人がいるように感じられない。

作家として作り出したネタを芸人として表現しきれていないような印象。一見自分の芸に自信はありそうなのだが、心のどこかに自分の演者としての限界を感じ、演じることへの恐怖感かなにかがあるのではないだろうか?
ネタ作りの才能と演者としての才能がバランスしていないのか?
#作家>演者
演者としての技量を向上することよりもネタを作るほうに重きを置いているのかもしれない。

R-1グランプリ2006におけるダンカンの「たまに来てノックだけして帰って行く野球部OBのようだ」と言うコメントに対し”新体操部の上級生”というネタをやった直後の友近は、これをネタに対するコメントと受け取って「わかっていただけましたか!」みたいな事を言っていたが、そうではなくこれは友近自身の芸への姿勢に対するコメントだと思う。
野球部OBという意味は”後輩の練習の為にノックをしている”のではなく”自分が楽しい、気持ち良いからノックをしている”といった感じだろうか。
自分のやりたいこと、気持ちいいことのみを行い、他人に対する配慮が無い感じ。
なんて言ったらいいんだろう?ナルシストが一人で鏡の前で自分の得意のポーズを決めている姿を鏡を客に置き換えて見せちゃってる感じとでも言うのか。だとすると”思い込みが強くて勘違いしちゃってる人間を描く”友近のネタは、友近自身の芸に対する皮肉になってしまっているのか?
なんだろう”わからないアホな客はついてこなくていいという姿勢”が見える気がする。

面白いのだが客不在。
一見さんお断り。

プロの芸人の評価が高いのは、彼らが友近の芸の足りない部分を頭の中で補完できるからであって、普通の客は置いてけぼり。

モノマネの方はいいんだけどねぇ。
#本人が本業と思っていない気がする。だからいい具合に力が抜けてて面白いのかも。
客に媚を売れとは言わないが、もうちょっと客に伝える努力をしたほうが良いと思う。もったいない。

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